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かしこさ

人間は、きっとかしこくなりすぎました。
だから、争ったり欲でおかしくなったりどろどろとした気持ちを持つのでしょう。
真っ直ぐ向けずに歪んでしまって、生きたいという生物の欲求すらまともに持てなくなっていくのだと思います。
誰かをねたんだり、陰口を言ってみたり、もっと楽して自分にとって良い環境になれば良いのにとか望んでみたり。

人間はもっとバカにならなければならないのだと思います。
豊かになったと言いながらそれを活かしきれてないのではないかと思ってしまいます。
しっかり豊かになったのにもっともっとと望んで、欲求が先走って枯渇したような気分になったり、
今ある幸せがあんまり幸せに思えなくなってしまったり。
今、自分ができることは何なのかもっと考えなければいけないのではないでしょうか。
時代に追いつくことに必死になってしまったり、できたものを機械的にこなして、
そのことに得意になったりもしくはできるできないで差別化してしまったりせずに。

もちろん、発展したおかげでいろいろなものが便利になりました。
その恩恵を私も受けています。
それでも、何か違うと思うときもあるのです。

便利であるのは助けであって、メインではないのです。
生活の中心ではないし、元々大切にしていたものを投げ捨ててまで得るものではないような気がしています。
何を大切に考えなければならないか。
その方針もなく、便利なものに飲まれていくのは違うと思うのです。

だからと言って、「山の土地を買って自給自足しよう!」とか言っているわけではなくて、
本当はもっと生き方を考えなければならないのではないかと思ってしまいます。
もしくは、もっと考えなければ良いのにとも思います。

かしこくなりすぎて頭が硬くなって何かから抜け出せなくなってしまっている。
そんな気がしてならないのです。